失恋から始めるわたしのはじめかた

恋愛体質。依存体質。常に彼の求める彼女像を演じてしまう私が、26歳でお付き合いしていた方に振られて自分を見失い、もう一度”わたしらしく”生きる選択をした、わたしの記録。

Time is over

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医療・中小企業・エンタメのはざまにいる私は様々なことを考える。

ここに記録していこうと思う。

 

ちょっと前まで、早く医療現場に復帰しなければと思っていた。

このままでは仲間が死ぬ。自分は外出自粛で飲食のバイトは休み、暇をもてあそんでいる場合ではないと。指定感染症病院に認定されていた病院にいた私の職場脳がそう訴えていたのだ。

 

しかし、そうだろうか。

私が医療現場に戻ったところで、この事態は変わるだろうか。

一人使えない医療従事者が増えたところで、この渦に飲まれるだけだ。

では、この渦に飲み込まれないところで医療に従事て、この世の情勢を見て何が自分に適しているのか考えようと思った。

 

医療の知識がある私にわかることは、今回のウイルスが相当うまく出来ていて厄介だということだ。日本人はこの一か月が終わったら同じ生活ができると思っている人がまだいる。しかし、これは残念ながら恐らく年単位でかかる事なのだ。緊急事態宣言でいったんはウイルスの拡大が抑えられるであろう。

でも、またすぐに三密の場所に誰か一人でもコロナの保菌者がいれば感染する可能性が出てくる。日本人はまだ感染していない人が多くいるので、また問題になるであろう。国間の移動が始まればまたウイルスが広まるであろうし。

そうなったときにどうすればこのウイルスの騒動が収まるかというと、世界の生き残った人が全員抗体を持つまで終わらないのだ。

ワクチンができればいいのかもしれないが、全員がワクチンを打つまでにどのくらいの時間がかかるのだろうか。超早くて二年だろうか。

しかし、二年もたったころには、どこの国にもお金がない。ワクチン開発は進むことができるのであろうか。社会的弱者はワクチンができても投与することができないだろう。毎年かかって治るか、死ぬかを選択することになるだろう。

 

そうなると、知恵を使って生き向くしかなくなる。

生き抜いた先には、どんな世界が待っているのだろう。社会のニーズはどのようになっているのだろう。

 

私は、院生活を終えて、役者に戻ろうとしていた。

しかし、今後私が生きている間にエンタメに光が当たることはあるのだろうか。

このウイルス騒動が終わったあと、価値観は一変するであろう。

倒産が増えて、社会経済は破綻し、不要なものに人間がお金をかけられなくなるだろう。不要な人間にもお金がかけられなくなっていく。

 

新しい価値観での有益な人間とはどんな人間だろうか。

私には図り切れない。